清瀬・我が町 紅葉散策2011

 自宅マンションから所沢街道を過ぎって、秋津方向に向って自転車で約10分。

 荒川水系の柳瀬川支流である空堀川(からぼりがわ)に面して、住宅街のエリアの一角を支配する古刹がある。

 その名は円福寺。(トップ画像)。

 曹洞宗の寺院として有名な、由緒ある寺院である。

 「円福寺は、寛永年間に創建されたと伝えられ、境内の薬師堂に安置されている十二神将立像、薬師如来座像、日光、月光菩薩立像はそれぞれ清瀬市有形文化財に指定されています。

 この薬師堂は、江戸時代の初めから元禄時代まで、旧野塩村を所領していた旗本匂坂(さきさか)氏と定紋が同じことから、匂坂氏が創建したものと言われています。 この薬師さまは江戸時代から厚い信仰を得、現在も薬師講が続いています」

 これは、清瀬市ホームぺージの郷土博物館事業紹介の一文。

 この円福寺は、陽春の桜と共に、晩秋の紅黄葉でも必見の価値のある寺院。

 その広い境内に身を置くと、古い武蔵野の面影が伝わって来るような情趣に満ちていて、静かな境内を散策するだけでも、心が浄化されるような気分になれる包容力があり、充分に魅力的な古刹である。

 以下、2011年12月10日に、私の妻が訪れて撮った多くの写真の中から、私が画像修正した、紅葉の季節が閉じる晩秋(東京の晩秋の風情は、初冬にこそピークになる)の雰囲気を醸し出してくれる画像をピックアップしてみた。
 
 
[ 思い出の風景  清瀬・我が町 紅葉散策2011) ]より抜粋http://zilgf.blogspot.com/2011/12/blog-post.html