2010-11-18から1日間の記事一覧

(人生論的映画評論/ 道('54)  フェデリコ・フェリーニ <「闇夜」、「浜辺」、そして、「神から遠き者」の嗚咽>」)より抜粋

「『道』は非常に根深い対立、不幸、郷愁、時の流れ去る予感などを語った映画で、一つ一つが社会問題や政治的責務に還元できるわけではなかった。だからネオリアリズムの熱狂に支配されていた時代に、退廃的で、反動的な否定すべき映画とされてしまった」(…