2010-10-07から1日間の記事一覧

十二人の怒れる男('57) シドニー・ルメット <「特定化された非日常の空間」として形成された【状況性】>

評決についての詳細は言及しなかったが、次に、本作の中で私が最後まで気になった問題点について触れておきたい。 それは、「1vs.11」の対立関係が、紆余曲折を経て、「11vs.1」になり、最後に、「12vs.0」になるというドラマの流れがあまりに出来…